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広島・大手町の複合古書店「古本交差点」が閉店 催事メーンに業態転換

本にまつわるカルチャー発信や交流を目的にしたイベントも企画してきた

本にまつわるカルチャー発信や交流を目的にしたイベントも企画してきた

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 6つの古書店が集まった複合古書店「古本交差店」(広島市中区大手町3、TEL 082-259-3925)が5月31日、閉店し、店頭営業を終了する。今後は定期的に古本イベントを開きながら、これまで以上のサービス提供を目指すという。

 出版社「本分社」の財津正人社長が2013年、古書店の全国的なムーブメントを背景に、電車通りに面したオフィス街にオープンした同店。フロアを店舗ごとに区分けし、レイアウトや扱う書籍のジャンルは店ごとに特色を出しながら営業してきた。

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 店頭だけでなく、ネットや紙屋町シャレオの催事にも出店。昨秋から新たにJR横川駅前のスーパーマーケット「フレスタ」が開く「カジル横川」でも古書イベントを開催。会場を2カ所に拡大した。今後も交通の利便性が高い場所へ出店しながら、古書を購入できる環境を残していく方針という。

 イベントでは会期中、いつ来店しても初日と変わらず古書を探せるよう、売り上げ分の冊数を補充する。「ベストな提供をしたい」と初日から最終日まで、同じ数量を持続するよう努める。営業スタイルをイベントとネットに絞ったことで、「フットワークが軽くなった」と財津さん。「オープンから2年間は、本と読書の可能性を強く感じた期間」と振り返り、新たなチャレンジに意欲を見せる。

 営業時間は曜日によって異なる。最終営業日(5月31日)は10時~20時。

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