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広島・原爆ドームが完成から100年-市民団体が建築イベント開く

「健全度調査」「補修工事」などを実施している原爆ドーム

「健全度調査」「補修工事」などを実施している原爆ドーム

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 建築が好きなスタッフが集まった市民団体「アーキウォーク広島」は4月4日、原爆ドーム(旧広島県産業奨励館)に焦点を当てた建物見学とトークイベント「百歳の産業奨励館」を行う。

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 2015年4月5日に完成から100年を迎える原爆ドーム。被爆地の象徴として知られる建物の建築デザインやパブリックスペースとしての価値に着目し、これまでの歴史を振り返る。建物が持つ本来の価値を正しく知ってもらいたいと活動する同団体では、「100歳」を祝おうと前夜にイベントを企画した。

 イベントは2部構成で前半は建物外観を見学する。原爆ドームが建つ土地の経緯やドームの形と残っているデザインの装飾などにフォーカスした解説を同団体代表の高田真さんが行い、現物を見ながら理解を深めるという。後半は会場を移してトークセッションを開き、より詳しい解説やスライドで昔の写真を上映する。

 参加定員は事前申し込みと当日受付で異なる。開催時間は18時~20時10分。参加費は1,400円。

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