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広島パルコ、20周年で企画展-広島ゆかりのクリエーターも参加

広島パルコを祝う企画展「おかげさまでハタチになりました展」会場

広島パルコを祝う企画展「おかげさまでハタチになりました展」会場

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 4月で開業20年を迎える広島パルコを祝う企画展「おかげさまでハタチになりました展」が3月27日、広島パルコ新館(広島市中区新天地)で始まった。

本館オープンを知らせるポスター

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 会場には20周年を振り返るポスターや記念グッズなどの販促物、オープン当初のにぎわいを伝える新聞など、パルコにまつわるさまざまなアイテムを年代別に展示。本館は1994年にオープン、2001年には隣接して新館が誕生。2007年、2013年には大規模リニューアルに取り組んだ。このほか、東京を中心に全国で定点観測を行っているパルコの「ACROSS編集部」による20年間のファッション変遷も公開。一般から募集した広島への思いを込めたデザイン作品の中から選ばれたデザインはパネルで展示も行う。

 広島ゆかりのクリエーターも参加しており、会場デザインは、サポーズデザインオフィス代表の谷尻誠さんが担当。紅白の赤をコンセプトカラーに統一した。漫画家やイラストレーターとして活動する西島大介さんは会期中、会場でイラスト制作を行うほか、新作アニメ「くらやみ村のこどもたち」も上映。生花店「シャムロック」は生花で「20」のアレンジメントを作った。

 20周年を祝う「めでたいもの」を集約した販売ブースでは、アパレル雑貨「CITYLIGHTS」(南区段原)やデザインオフィス「IC4DESIGN」によるシール販売、新館3階に出店する「大日本市」の雑貨も並ぶ。「これまでパルコからの発信が主だったが、皆さんと一緒に盛り上がれたら」と催事を担当した広島パルコ営業課の田中美佳さん。周年にフェアではなく企画展を開くのは今回が初。

 広島パルコは1994年に本館をオープン。当時は木造老朽店舗などが密集する状況にあったため金座街地区第一種市街地再開発事業として、1971(昭和46)年3月に基本計画を策定。1983(昭和58)年に核テナントにパルコを決定した。総事業費は約108億円。

 開催時間は10時~20時30分。入場無料。4月9日まで。

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