鳥獣保護管理の担い手確保を目的とした「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」が2月9日、 広島県立広島産業会館(広島市南区比治山本町)で開催される。
環境省が主催する同イベントは昨年から全国で開催しており、広島会場では今回が初。ニホンジカやイノシシなど、野生鳥獣による生態系や農林水産業への被害が深刻化している一方で、狩猟者の減少や高齢化が進んでいることから若年層に向けて企画した。
将来の鳥獣保護管理の担い手確保を目的に、若手ハンターによるトークや野生鳥獣の肉「ジビエ」を使った料理の試食、ハンティングの模擬体験ができるワークショップなどのプログラムで構成する。トークでは20~30代のハンターが登壇。狩猟について解説するほか、ハンターになった理由などを話す。
「狩猟が持つ魅力や社会的な役割を実感できる内容」と同フォーラム担当者。狩猟を始めるための手続きや悩みなどに答える相談コーナーや若手ハンターとフリートークを楽しめる「ハンターズカフェ」も用意する。
開催時間は13時~17時。参加無料。