シモンズ社製のマットレスを扱う「広島シモンズギャラリー」(広島市中区小町)で12月19日、クリスマスバルーンの展示が始まる。
通りに面したショーウインドーを使ったバルーンの展示は今回で2回目。バルーンアーティストの家泉あづささんと姉の柴田あかねさん姉妹が、クリスマスをテーマに手掛けた。制作期間は2日にわたり、約10時間をかけて完成。中央にサンタクロースとトナカイをモチーフにした作品を並べる。
「恋人同士のクリスマスをイメージした」と家泉さん。強度や光沢のある風船約3000個を使って作った。大小さまざまな風船が並ぶが、使用したゴム風船は2種類。繋ぎ合わせた風船を組み合わせて作品を仕上げた。
大学卒業後からバルーンビジネスをスタートさせた家泉さん。学生時代にも大学祭の飾り付けなどで風船に触れており、出会いはさらにさかのぼるという。現在では、空間ディスプレーや講師など、活動の場を広げている。「見た人が楽しい、明るい気持ちになれる」バルーンアートを、「多くの人に楽しんでいただければ」とも。
開催時間は10時~19時。今月25日まで。最終日にはバルーンのプレゼントを予定する。