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広島で「寺山修司」映画祭-閉館予定の劇場でオールナイト上映

映画「ボクサー」のワンシーン (C)東映

映画「ボクサー」のワンシーン (C)東映

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 年内の閉館を予定する広島・新天地の映画館「シネツイン新天地」(広島市中区新天地、TEL 082-246-7787)で10月12日、故・寺山修司監督の作品をオールナイト上映が行われる。

閉館を予定する映画館「シネツイン新天地」外観

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 寺山監督の没後30年を一つの節目にした上映会は、広島市内で自主上映会を開く「映画サークルひなぎく」が主催。35ミリフィルムでの上映にこだわる同館での最初で最後のオールナイト上映会「没後30年 寺山修司映画祭」と題して企画した。

 上映するのは70年代を中心に選んだ、「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「ボクサー」「さらば箱舟」の長編4作品。「幻想的なイメージと独自の世界観に満ちた寺山ワールドを堪能いただきたい」と同サークルの弥富昭夫さん。中でも「ボクサー」は、「一般での上映も少ない作品」とも。

 開催時間は21時~翌6時。チケットは、前売り=3,300円、当日=3,500円。全席指定。

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