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広島・福屋に「八丁座映画図書館」-映画関連の書籍集める

映画本などを集めた「八丁座映画図書館」をオープンした蔵本社長(右)と美術監督の部谷さん

映画本などを集めた「八丁座映画図書館」をオープンした蔵本社長(右)と美術監督の部谷さん

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 広島市内で「八丁座」などの劇場を運営する序破急(広島市中区胡町)は9月19日、広島・福屋八丁堀本店に映画本などを集めた「八丁座映画図書館」(TEL 082-546-9113)をオープンした。

外観には本をイメージしたオブジェを用意

 全国でも珍しい民間経営の映画図書館は10階フロアに誕生。施設面積は約36坪。エッセーや映画資料、研究書などの映画本図書約3000冊、邦画や洋画、新旧作の映画ポスター約1000枚、映画パンフレット)約4000冊、「キネマ旬報」約2000冊のほか、映画製作に使用した台本美術など、映画に関連したアイテムもそろえる。

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 図書館は約2年前から構想していた企画で、「街中で場所を探していた」と同社の蔵本順子社長。広島を中心に活動していた映画評論家の故・花本マサミさんの家族から譲り受けた蔵書も開館を後押しした。「映画ファン一筋の花本さんからバトンを託されたような気分」と、花本さんと交流のあった蔵本社長。「映画ファンやそうでない方にも足を運んでいただき、気軽に映画談議をしてもらえたら」と八丁座と同じ福屋内に構えた。

 館内の中央や壁際には自由に書籍の閲覧ができるよう座席を設ける。内装デザインは広島市出身の美術監督、部谷(へや)京子さんが担当。「回遊性を持たせた」と部谷さん。正面エントランスには本をイメージしたデザインも施した。開館に合わせて約30人のボランティアスタッフが協力。今後も継続して運営に携わるという。寄贈も受け付けており、35ミリの映写機などが寄せられた。入館料を運営費の一部に充てる。

 営業時間は11時~17時。入館料は、一般・大学生=200円、中高生=100円。小学生以下無料。