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広島・平和大通りにランドセル専門店-土屋鞄製造所が中国地方1号店

「童 具店・広島」店内。企画や販売、発送まで土屋鞄製造所で行う

「童 具店・広島」店内。企画や販売、発送まで土屋鞄製造所で行う

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 土屋鞄製造所(東京都足立区)は8月1日、広島・平和大通り沿いに中国地方初出店となるランドセルと子ども向け用品の専門店「童 具店・広島」(広島市西区観音町、TEL 082-961-3750)をオープンする。

内装を異なるカラーで仕上げたランドセル

 木材やレンガを使った落ち着きのある空間に仕上げた店内には、全65 種類のランドセルと日本の木で仕上げた学習机や家具専門店「キシル」の机、椅子、木のおもちゃなどをそろえる。店舗面積は約21坪。キッズスペースも設け、ランドセルのパーツをマグネットにしたおもちゃや同社オリジナルの絵本などを用意する。

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 ランドセルは一点一点職人の手作りで仕上げる。一般的に50~60のパーツから作り上げるが、同社では100以上のパーツを使う。「徹底的に細部までこだわる」と創業者の土屋國男さん。「6年間、子どもたちには自由にのびのびとランドセル使って思い出を詰めてほしい」とも。革や金具などの素材とあしらいにこだわった、丈夫でシンプルな商品作りを掲げる。

 黒や茶、赤など、店内に並ぶランドセルのカラーは、デザイナーが研究を重ね、数種類の色を混ぜて深みを出す。商品はすべて直接触り、背負うことができる。価格は4万円~8万円台で、牛革、ヌメ革、コードバン、クラリーノ全65種類をラインアップ。年間の生産量に達した商品は順次、店頭から下げるという。

 今年は7月1日から来年度の新1年生向けにランドセルの注文販売を開始。昨年に比べ、1カ月早いスタートという。新色として水色のランドセルも加えた。男の子は黒、女の子は茶にステッチと内装がピンクのコンビカラーが好評という。

 1965 (昭和40)年、東京都足立区で職人2 人の小さなランドセル工房として始まった土屋鞄製造所。かつてはランドセル専業だったが、「日々の生活に寄り添う」かばんや小物の製作を開始。 2002 年には、高齢化する日本のかばん職人の世界を再生しようと若手の育成に取り組み始めた。現在、工房には約60人の職人が在籍する。職歴50 年以上のベテランから見習いの若手まで、それぞれ目標を持った職人たちが集まり技術を磨いているという。

 営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。