国内での生産量日本一を誇る広島レモンを使った「レモンカレー」を、広島市内のインド料理店「カナック大手町店」(広島市中区大手町2、TEL 082-236-7308)が5月から提供している。
広島の知られざる魅力をPRする大型観光キャンペーン「おしい!広島県」でも認定されたレモンを使ったカレーは、瀬戸田産レモンを使ったオリジナルメニュー。ナンと冷やカレーうどんの3つで展開し、広島発のメニューとしてアピールする。
スライスした生レモンをトッピングしたレモンチキンカレー(990円)は、さっぱりとした風味が特徴。「レモンを思わせる色や味を工夫した」と同店を経営するNAMASTE・INDIA(幟町)のチョードリー・サマール社長。提供開始から改良を加え、ルーの色を黄色に近づけた。
セットでの注文も多いというレモンナン(390円)は、香りが広がるようレモンを搾って、刻んだ皮を生地に練り込み、タンドールで焼き上げる。「温かい料理を食べてほしい」と小さめにカットして用意する。
冷やしレモンカレー(990円)は、ランチタイムに提供。麺は太麺と細麺の2種類をそろえ、好みで選ぶことができる。鶏肉はミンチにして麺に絡むよう工夫。脂を控えめにして、同店こだわりの身体に優しいヘルシーなカレーに仕上げた。カレーの辛さはほとんどが控えめ。オリジナルのスパイスを使って各自で調整できる。
営業時間は11時~14時、17時~22時。広島県産のレモンを使ったメニューは五日市店でも提供している。冷やしレモンカレーうどんは8月末まで。