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広島で「神楽」バスツアー、市内発着で休日に2便運行

千畳敷のような広さの観客席を持つ「神楽ドーム」で披露する「八岐大蛇」

千畳敷のような広さの観客席を持つ「神楽ドーム」で披露する「八岐大蛇」

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 郷土芸能・神楽でのまちおこしに力を入れる県北の安芸高田市へ、広島市内からツアーバスが運行されている。

格子作りの旅籠や湯治湯が並ぶ街並み

 定期的に神楽の公演を行う「神楽門前湯治村」(安芸高田市美土里町)とJR広島駅や広島バスセンターを約1時間でつなぐ高速バスは昨年から運行を開始。神楽のある土曜・日曜に合わせて、昼と夜の2便が走る。

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 ツアーでは神楽の鑑賞と1,000円分の食事や弁当、温泉の入浴券をセットにして販売。神楽の演目は各回で異なる。「リピーターにつながれば」と安芸高田市観光協会の担当者。安芸高田市で活動する22の神楽団が演じる。訪れるのは観光客を中心としたグループ。ファミリーや女性同士も多く、年齢層も広いという。

 「神楽の中心地」を目指す施設はオープンから15年を迎える。イベントなどをきっかけに神楽を知る人も増えたが、最寄りのバス停からの2次アクセスや神楽の公演終了時間が遅いことから、県が取り組むデスティネーションキャンペーンの一環として企画した。

 「もっと神楽ファンを増やしたい」と担当者。「夜公演の終了後は、広島市内で一泊して市街地の夜も楽しんでもらいたい」とも。7月・8月には三次市で鵜飼いを見るアイデアも組み込み、周遊できるようプランを工夫する。

 料金は、大人=3,980円(昼)・4,980円(夜)、中学生=3,680円(昼)・4,680円(夜)、小学生=3,480円(昼)・4,480円(夜)。9月末まで。

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