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広島・本通のカフェバー「スワロウテイル」が営業再開-火災休業から復活

内装を大きく変えた2階フロア。店内では今後、アーティストの作品を毎月並べていく予定という。

内装を大きく変えた2階フロア。店内では今後、アーティストの作品を毎月並べていく予定という。

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 火災により臨時休業を続けていた広島・本通り近くのカフェバー「BAR swallowtail(スワロウテイル)本通店」(広島市中区本通、TEL 082-577-3270)が8月16日、リニューアルオープンを果たした。

2階フロアに設けたロフト席

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 同店は今年1月、2階フロアからの出火によって店が半焼。火災原因は現在も不明で、2階は骨組みを除いて全焼した。休業中には、週末のみ深夜営業を行ってきた隣接するカレー店「ガリバー」(本通)の営業時間を平日も延ばして対応。スタッフもオーナー冨恵洋次郎さんの知り合いの飲食店で働くなどして踏ん張った。

 毎月6日に同店で開く被爆体験の聴講会は休業中も続けた。「やめられなかった」と冨恵さん。袋町の馬刺し専門飲食店「馬一」の協力を得て、約半年間、会場を移して開いた。火災後、再建に向けた工事は6月に入ってから着手。8月には、ほとんど工事も完了したため、同店で聴講会を開いた。

 リニューアルに合わせて2階フロアの内装を刷新。バーカウンターの位置を変え、ロフト席も設けた。席数は、フロア=テーブル8席・ハイテーブル2席・カウンター2席、小上がり=テーブル14席、ロフト=6席。ランチも再開し、フードやドリンクなどのメニューも変わらず提供する。以前の利用客が訪れることも多く、年末に向けてイベントも企画していく。

 「昼間から飲めるバー」をコンセプトにした同店は2009年2月にオープン。薬研堀のバー「BAR swallowtail」(薬研堀)の2号店として、飲食業を手掛ける華蓮(本通)が出店した。店舗面積は約30坪。1階はバーカウンターとハイテーブルで構成。2階フロアはカフェスペースやイベントでも利用できるようテーブル席を用意していた。

 営業時間は11時30分~翌0時30分(ランチタイム=11時30分~17時)。

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