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広島で福島の「日常」を記録した写真展-福島で生まれ育った女性3人が企画

福島の「日常」を記録した写真展「Roots~福島を離れて、福島を想う」

福島の「日常」を記録した写真展「Roots~福島を離れて、福島を想う」

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 東日本大震災以降に福島での日常を記録した写真展「Roots~福島を離れて、福島を想う」が現在、広島のアートギャラリー「HAP(ハップ)」(広島市中区鶴見町2、TEL 082-249-5453)で開催されている。

手書きで添えたメッセージ、「いろいろあるけど福島は元気です。」

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 福島で生まれ育った女性3人が、それぞれの視点から被災後の日常を撮影した写真を集めた同展。参加するのは現在、宮城県在住のシェランガスキーひかりさんと、幼なじみで福島市の市民カメラマンとして活動する早田梓さん、1歳児の息子と母子で山形へ避難中の神野彩佳さん。職業や環境も異なる3人だが、早田さんと神野さんを共通の友人に持つひかりさんが中心となり集まった。

 写真は会場の壁面にディスプレーする。「三者三様の思いがある」と同展をコーディネートした東京都在住の大学院生、佐藤靜さん。神野さんが写真に添えた、「(福島は)なんにもないけど、あったかいまちだよ。」の一文に言葉を詰まらせる。

 「いろいろあるけど福島は元気です。」と手書きのメッセージを寄せた早田さんは「『福島の瞬間』を撮りたいなーとカメラを持って駆け巡った1年間の記録」。写真を通して福島の日常を「知ってもらえるきっかけになったらうれしい」とも。

 開催時間は12時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。7月15日まで。

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