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広島の古民家を再利用した飲食店で神楽-営業前の店内で上演

床に間伐材を使用した地下1階フロア

床に間伐材を使用した地下1階フロア

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 広島・西条にある築140年の古民家を再利用した流川通り近くの飲食店「炭焼 万作」(広島市中区堀川町)で5月27日、営業前の時間を使って神楽が上演される。

「台所風景」を楽しめる1階フロア

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 牛タンとワインをメーンに提供する同店は4月27日にオープン。店舗面積は、1階=約65坪、地下1階=62坪。1階にフロアを見渡せるオープンキッチンを設け、カウンターやいろり、テーブル、小上がり席を計70席用意する。地下1階は全席を座敷にし、個室9部屋を設ける。宴会にも対応しており、最大で100人が利用できるという。

 神楽は地下の座敷を使って開催。ふすまやテーブルを移動させてスペースを作る。出演は、安佐北区可部町で活動する綾西神楽団。当日は「紅葉狩」「悪狐伝」の2演目を上演する。主催は、同店を運営するインスマート(袋町)。社内に趣味で神楽に出演している人がいるなど、神楽が身近にあることも企画を後押しした。

 当日はワンドリンクをサービスするが、今後は食事をセットにしたプランの提供も検討。チケットは、流川通り周辺で同社が運営する「利休」「玉の井」「cafe SPAICE」「魚樽本店」「お花」などの飲食店13店舗で販売する。

 上演時間は14時~16時。前売りチケットは、大人=1,000円(当日1,200円)、子ども=200円(当日500円)。問い合わせは同店(TEL 082-544-0009)まで。

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