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広島の老舗手芸店「きぬや」が移転-ボタン使ったアクセサリー制作始める

移転前、「きぬや」外観に使用したブルーは内装に用いた店内

移転前、「きぬや」外観に使用したブルーは内装に用いた店内

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 ビンテージから舶来品、国産までの幅広いボタンと洋裁道具や手芸材料などを販売する広島の手芸店「きぬや」(広島市中区本川町1、TEL 082-208-5568)が4月5日、堀川町から移転オープンした。

ボタンを使ったアクセサリー

 1964(昭和39)年、商店街が軒を連ねた流川と薬研堀通りの中間地点で創業した「きぬや」。街並みが変わっていくと場所柄、同店を目指して足を運ぶ常連客の利用が主となったが、客層を広げることなどを理由に平和公園から西の本川町へ店舗を移転した。

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 新店舗の面積はワンフロア35坪。1階と2階フロア(各25坪)で営業してきた移転前に比べ、「少し手狭になった」と西眞里子社長。スタッフ用の作業スペースと、外部講師が定期的に開く講座用のワークスペースは、販売する材料などの収納を工夫して確保した。

 作業スペースでは、売り上げの約半分を占めるオーダーメードのバッグやテーブルクロス、クッションカバーなどの制作を行う。制作期間は約1カ月。デザインやサイズによっても異なるが、バッグは1万円前後から。持ち込んだ材料での制作にも応じる。

 移転後から取り扱いに力を入れ始めたというボタンは関東・関西の問屋から仕入れ、店舗の出入り口近くに用意したショーケースに並べる。来店客には、通りがかりに立ち寄った女性や若いカップルが目立つという。このほか、ボタンをつける生地を持ち込み、見合うものをスタッフに相談する客や、その場で付け替えを依頼する客もある。付け替えは1個100円の加工賃で対応する。

 今後はビジネス向けのオーダーメードバッグやボタンをアレンジしたピアスやネックレスなどのアクセサリーを手軽に作ることができるオリジナルキットの制作を検討。移転後の新しい試みとして取り組み始める。

 営業時間は、月曜~土曜=10時~18時、日曜=12時~17時。水曜・祝日定休。

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