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瀬戸内のかんきつ使った「宮島ビール」-広島の地ビールが新商品

宮島を背景にフルーツビールを手に持つ有本さん

宮島を背景にフルーツビールを手に持つ有本さん

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 仕込み水の一部に宮島・弥山原始林の水を使う「宮島ビール」(廿日市市)は3月1日、瀬戸内のかんきつ類を使ったフルーツビール「ブラッドオレンジ」の販売を始めた。

甘さが特徴という「宮島ビール」

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 尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の中央に位置する生口島のフルーツを使ったビールは、第1弾を2011年8月に発売。これまで種類の異なるオレンジを使ってきた。今回で3種類目となる同商品では、「フルーツの果汁を感じられるよう工夫した」と同社の有本茂樹CEO。糖分と炭酸を抑えたという。

 商品は、缶チューハイとの差別化を図ろうと、容器には瓶を使用。ラベルには広島県の地図をあしらい、ラベルやネーミング、パッケージで特色を出す。JR広島駅構内やJR宮島口桟橋のキオスクなど、県内を中心とした小売店へ卸すほか、宮島島内の旅館など飲食店でも提供する。

 「県内の方に愛されたい」とオリジナル色を強めて製造した同商品。県内の食材を使い、ベリー系などシリーズの充実を目指す。今後は、「東京で広めていきたい」と首都圏での小売り強化にも意欲を見せる。

 価格は1本600円。内容量は275ミリリットル。

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