手をモチーフに岡本太郎がデザインしたオブジェ「手の椅子」や著名なデザイナーズチェアなど、国内外から100脚を集めた展示会「世界の椅子100選展」が10月29日から、広島市中小企業会館(広島市西区商工センター)で開催される。
「家具インテリアメッセ in 広島2011」と同時開催する同展では、国内の大手メーカーや建築家がデザインした椅子など100脚を展示。約半数を北欧やデンマーク、フィンランドなどの海外の椅子が占め、ビンテージや生産中止となった椅子は、個人から借りてディスプレーする。会場内に設ける展示スペースは約50~60坪。
「これから話題性のある椅子も用意した」とイベント全体の企画運営に携わる家具インテリア販売店「小田億」(横川町1)の平川雅之さん。全国から集めた椅子の中には、まだ無名のデザイナーや職人の椅子も並べる。
椅子はエントランスにもディスプレーし同展をPR。販売を予定する約半数の商品は、実際に腰掛けたり、触れることができる。同社では、家具やインテリアに興味を持ってもらうきっかけになればと期待を寄せる。
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。10月31日まで。