外壁に大きな猫をペイントするなど、猫をモチーフにしたバー「眠り猫」(広島市中区中町、TEL 082-248-0315)が7月18日、広島・並木通り近くにオープンした。
レトロな色使いの什器に大量の漫画本を備えた同店は、流川のバー「たこやきマンボ」に約7年間勤務した三本正史さん(33)が出店。歓楽街が立ち並ぶ流川通りの利用客が減少傾向にあることから、広島中央通りより西側に店舗を構えた。店舗面積は約19坪。席数はカウンター8席、テーブル10席を設ける。
独立は、「新しいことに挑戦するきっかけになればと昨年4月から考えた」と三本さん。常連客のライフスタイルの変化も大きく、「外で飲む回数がやはり減っている」とも。
店舗はギャラリー跡を改築。猫を中心に置いたのは、「自宅にあった日光東照宮の湯飲みが目に飛び込んできたから」。出店場所を探している際に、猫を見かけた偶然も重なったという。同店では、ドリンク(500円~)と乾き物を中心に提供する。「若い人もお酒を飲める場所として使ってほしい」とチャージは無料。客単価は1,500円~2,000円。
営業時間は18時~翌2時。