学生が主体となって「仕事」「働くこと」をテーマに意見交換をするサロン「latte(ラッテ)」が広島市内のカフェで開かれている。
気軽に集まって、働く目的や仕事のやりがいなど本質を話すサロンは、カフェなどを運営するジェリーフィッシュドット(広島市中区中町)が企画。同社が手掛けるカフェを使って、通常営業する店内で毎週定期的に開く。これまで東京・表参道を始め、御茶ノ水、横浜、名古屋、大阪でもサロンを開いてきた。
広島では、広島パルコ近くのカフェ「47」(本通)を使用。話しやすさを意識し、座席間にゆとりのある場所を選んだ。サロンは予約不要で、会費も設けない。注文したメニューだけ支払うシステムで、途中参加や退出も可能。参加者には学生や社会人が多いが、フリーターやニートなど誰でも参加できる。
「働くことや仕事についてより深く考えるきっかけになれば」と同社の篠崎俊さん。各地で同時開催することから、サロンではツイッターを使って内容を共有しながら対話を進める。終了後に、各地で集めた参加者からの感想や意見は後日、ホームページで公開する。
今後については、「店舗を出店していないエリアでもサロンを実施することで、継続した文化にすることを目標にしている」という。
次回開催は4月28日19時から。