広島東洋カープは1月8日、「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島」(広島市南区南蟹屋2)に隣接したカープ屋内練習場を新設すると発表した。
一年を通して主に1軍の屋内練習場として利用。施設は3階建てで、敷地面積は6230平方メートル、建築面積は4370平方メートル、延べ床面積は4880平方メートル。プロ野球開催時には球場用に身体障がい者用の駐車場16台と球場用タクシー待機用に約30台の駐車場も確保する。
施設内には、45メートル四方の練習場やブルペン4カ所を備えるほか、プロムナードと接続するオープンデッキや施設内が見学できるギャラリースペースを設け、ボールパークタウンの魅力とにぎわいを創出する。野球の振興、普及を目的とした野球教室の開催も予定。
着工は2014年4月を予定。工期は7カ月で、2014年11月のオープンを目指す。
広島ボールパークタウン整備事業では、球場を核としたB地区にフィットネスクラブや会員制の大型ディスカウントストア、分譲住宅を導入。今回の屋内練習場はB地区に続くA地区開発計画の一環で、同時期にゲストハウス型婚礼施設、分譲住宅も着工を予定する。