広島の百貨店やファッションビルが集まる中央通りに3月18日、ドーナツ専門店「floresta(フロレスタ)広島八丁堀店」(広島市中区堀川町、TEL 082-247-5791)がオープンした。
同店は、広島で50年を迎える老舗の甘味店「はち乃木」と東京のカップケーキ店「チャプチーノ」(渋谷区)がコラボしたテークアウト専門の「チャプチーノ&甘党 はち乃木」跡に出店。広島初出店となる同店は日本被服(倉敷市)が経営する。
白を基調とした明るい店内の什器は、ポルトガル語で「森」を意味する店名に合わせて木目調で統一。席数はテーブル16席を設け、ドーナツは常時12種類を用意する。
メニューは揚げたてを提供するため、20~30分に一度は揚げるという定番の「ネイチャー」(120円)ほか、ドーナツシュガーをまぶした「シュガー」「シナモン」(以上130円)、ホワイトチョコをかけた「ミルク」「チョコレート」(以上150円)、「アールグレー」「カカオ」(160円)、「ココナッツチョコ」「塩キャラメル」(以上170円)の8種類と、「きなこ」「抹茶ミルキー」など日替りで登場する「気まぐれドーナツ」(150~200円)4種類をそろえる。
ドリンクはオーガニックコーヒー、オーガニックダージリンティー、カフェオレ、みかんジュース、りんごジュース(以上280円)ほか。ドーナツはテークアウト利用を中心に見込みギフトボックス(70円~)も用意する。
ターゲットには、「体にやさしくおいしい」をコンセプトにすることから、子どもがいる家庭や食に関心のある20代後半~40代の女性やファミリーを想定。客単価は700~800円を見込む。
店内では、これまでと同じように「はち乃木」の甘味も取り扱うことから、「あんこや抹茶を使ったコラボ商品も企画したい」と日本被服の鶴原和行さん。同社は昨年9月に岡山でフロレスタの運営を始め、今年1月に倉敷店を出店。広島では4月に広島市郊外のSC「フジグラン緑井」(安佐南区緑井)への出店も計画している。
営業時間は、日曜~木曜=11時~21時、金曜・土曜・祝前日=11時~23時。売切れ次第閉店。