レッドカーペットを敷いてファッションショーを行う「広島まちなかコレクション(通称「まちコレ)」が3月21日、広島市内中心部・並木通りで開催される。
広島ファッション専門学校の学生が美術館で開催したショー(関連画像)
まちコレは広島市内で活動する社会人や学生、主婦が主体となって作った実行委員会が主催するイベントで、広島市が行う社会実験「広島まちなかホコテン」イベントの一つ。
実行委員長はセレクトショップ「ロゼ」(広島市西区三篠町3)の店長山下ミカさん。「育ってきた広島で頑張っている人たちにスポットを当てたい」とショーを企画した。「広島のためだけのショー」には、広島市内のファッション専門学校の学生、アクセサリーなどを制作するクリエーター、ショップ、モデルらが参加。モデルは歩行者天国となった並木通りに敷かれた55メートルのレッドカーペットを歩く。
ショーは3部構成で、1部は広島市内のファッション専門学校4校の生徒、約100人が参加する大掛かりなファッションショー「student style」。ショーの内容やテーマは学校ごとに決めるという。2部はクリエーターが中心となる「creator style」で、3部は女性向け、子ども用などを扱うアパレルによる「shop style」を提案。2部と3部は「リアルクローズ」をテーマに展開する。このほか、DJやMCも入りショーを盛り上げる。
開催が決まったのは昨年12月。以降、毎週土曜にメンバーが集まって打ち合わせを重ねてきた。「広島のストリートから世界に発信したい」と山下さん。当日の模様は撮影してYouTubeにアップする予定だという。
開催時間は13時~16時15分。雨天中止。