新商品は「ワニプリン」-ワニバーガー、ワニまんなどに続き第4弾発売

新商品の「ワニプリン」2種類と「ワニまん」キャロット、「人気が高い」という「ワニバーガー」の3種類

新商品の「ワニプリン」2種類と「ワニまん」キャロット、「人気が高い」という「ワニバーガー」の3種類

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 広島・三次エリアで「ワニ」の名前で親しまれる「サメ」を使ったファストフードや軽食を提供する仕出しメーンの食料品店「フジタフーズ」(三次市、TEL 0824-66-1082)は10月24日「ひろしまフードフェスティバル」で新商品「ワニプリン」の販売を開始する。

「ワニ」ってなに?

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 冬になると県北の「風物詩」として紹介されることの多いサメは、古くは江戸時代から食べられていたもの。現在では刺身や空揚げでの食べ方が多いが、地元では若い世代への浸透は低い。「このままでは名前も廃れていく」と危惧(きぐ)する店主の藤田恒造さんは、「地域の食文化を形を変えて残していきたい」とサメの栄養や成分を商品に取り入れたハンバーガー「ワニバーガー」(400円)、中華まん「ワニまん」(240円)、ホットドッグ「ワニドッグ」(400円)などの商品を企画した。

 今回発売する「ワニ」商品4弾は「ワニプリン」(290円)。容器の底には、サメの皮と身を煮込んで抽出したコラーゲンなどのエキスを固めたグミ状のカラメルを入れている。味はカスタード、紅茶、抹茶の3種類。

 同店では昨年、ハンバーガーのパティにサメ肉を使った「サメバーガー」を地元三次市の祭で販売。関東を中心に県外からの反響が大きかったことを受け、継続的に商品の企画販売を行っている。

 これまで店頭やインターネットでの販売がメーンだったため、広島市内ではカープやサンフレッチェの試合時に限定販売すると試合前に商品が完売することも。ユニークな商品の購入客は幅広く、土産として持ち帰る姿が目立つという。

 「ひろしまフードフェスティバル」では、「ワニドッグ」を除く3種類を各300個ずつ販売する予定で、「ワニまん」は新フレーバーの「キャッロット」(290円)も用意する。

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