空間のイメージは「フランスのカフェ」――色とりどりのマカロンやガレットを提供するカフェ併設の洋菓子店「MELANGE De SHUHARI(メランジュドゥシュハリ)」(広島市中区本通、TEL 082-249-1404)が6月18日、広島・裏通りにオープンした。
運営するのは、広島・袋町を中心にアパレルショップを展開している「グッズカンパニー」(中町)。飲食店の運営は今回が初めて。フロア構成は、1階=商品販売(15坪)、2階=カフェ(15坪)。店内は白を基調にしており、「ゆったりくつろげるように」とカフェスペースにはソファ席を含む28席を用意する。
販売するスイーツは店内で手作りしており、ショーケースにはフランボワーズ、フロマージュ、シトロンなど全11種類のマカロン(各170円)やケーキ(320円~)などをディスプレー。通りに面したガラス張りの壁面からは色彩豊かなマカロンが目に止まることから、プレゼント用の購入客も多いという。
同店では、地域に密着した商品展開も行っており、店舗を構えるエリア名を商品に取り入れたロールケーキ「袋町ロール」(1本1,050円)も販売。ロールケーキは、「シンプルで飽きが来ない。長く食べてもらえるよう工夫している」と店長の原こころさん。
そのほか、クレープやそば粉を使用したガレット、パスタも提供。ガレットとパスタはミニサラダが付くほか、ランチタイムにはガレット(900円)とパスタ(950円)、サラダ、ドリンクがセットになったランチメニューも用意。「仕事の合間に女性が立ち寄れるように」(同)とランチタイムを長めに設ける。
ドリンクメニューは、カカオの香りがするミルクティー「アイリッシュモルト」(600円)や紅茶のシャンパンと呼ばれる「ルクールダージリン」(550円)などの紅茶やブレンドコーヒー(420円)、瓶で提供するオレンジやベリー、ソーダらのフランス産レモネード(各600円)、ガレットに合うという低アルコールのリンゴ発泡酒「シードル」(550円)など。
2階に併設するカフェスペースは通りから見えにくいが、「口コミで徐々に広がっていけば」と原さん。オープンから1カ月、狙い通り女性客の利用が中心で、客単価は1,000円前後。
営業時間は10時~21時(ランチタイム=11時~15時)。