箱を開けた瞬間からバラの香りが漂うパウンドケーキ――島根県特産のバラ「さ姫」から抽出したローズウオーターを使ったパウンドケーキ「ローズプリンセス」の販売が、リーガロイヤルホテル広島のテークアウトショップ「メリッサ」(広島市中区基町、TEL 082-228-5395)で始まった。
「さ姫」は、神話の国・出雲を象徴する三瓶山(さんべさん、旧名:佐比売山=さひめやま)とバラの香りやロマンに魅了される女性をイメージして名付けられた島根県特産のバラ。通常よりも2~3倍の花を咲かせ、強い香りが特徴。
パウンドケーキには収穫後、蒸留器にかけて抽出した「ローズウオーター」を使うほか、食用として用いられることもある同バラの花びらを添え、バラのジャムでコーディングする。ローズウオーターは香りが強いため、一定期間貯蔵庫で熟成させている。ローズウオーター「さ姫フレグランスウォーター」は奥出雲薔薇園(島根県雲南市)の商品。
同ホテルでは「おもたせスイーツ」としてパウンドケーキを販売しており、今回の企画商品は、桜の花を使ったケーキに次ぐもの。ターゲットは女性で、「バラの香りにはリラックス効果もあるので紅茶と一緒にゆっくり味わっていただきたい」(同ホテル営業企画課冷泉恵子さん)という。
営業時間は10時~22時30分。販売は1日限定3個で、価格は1個1,994円。販売は7月末まで。