往年のクラシックバイクを集めた交通遺児募金のチャリティーイベント「広島旧車ミーティング」が4月29日、広島市西区の自動車学校「広島モータースクール教習所」(広島市西区山田町、TEL 082-941-1120)で開催される。
主催するのは、古いバイクが好きだという飲食店「クラブマン」オーナーの小島則彦さん。店をオープンした18年前から年に1~2回開催し、クラシックバイクのコミュニティーを形成してきた。集まるのは、若者から「当時、バイクを購入したくてもできなかった」(同)高齢者まで幅広い年齢層で、広島や中国地方だけではなく、九州や東京など遠方からの参加者も。天候によるが、例年50~100台が休日の自動車学校の敷地内に集まり、情報交換の場としてバイクでの参加者に加え、子ども連れなどファミリー層も見学に訪れる。
バイクは1960~70年代をメーンに、レトロなカラーを塗りカスタムしたものや戦前のバイクなどさまざま。手に入りにくいバイクの部品もあることからフリーマーケット「スワップミート」も開き、バイクの部品やウエア、グローブなどを持ち寄り出店する。出店者は商品1点を主催者へ寄付。主催者は寄付された商品をオークションにかけ落札金と「クラブマン」に設置している募金箱の全額を交通遺児へ寄付する。
開催時間は10時~14時。入場無料。フリーマーケットへの出店料金は1,000円。小雨決行。問い合わせはクラブマン(TEL 082-272-8280)か広島旧車ミーティング代表の小島さん(TEL 082-273-6014)まで。