五日市でチェコ絵本の展示即売会-神戸の雑貨店オーナーが企画

チェコの絵本を展示販売する雑貨店「フラスコ」2階のギャラリー。室内は温かみのあるダウンライトで照らされる。

チェコの絵本を展示販売する雑貨店「フラスコ」2階のギャラリー。室内は温かみのあるダウンライトで照らされる。

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 女性客を中心ににぎわう五日市の雑貨店「フラスコ」(広島市佐伯区海老名山町4、TEL 082-881-7381)2階のギャラリーで1月7日、チェコの絵本を集めた展示販売会「チェコへ、絵本を探しに」が始まった。

テーブルに並ぶチェコ絵本の古書(関連画像)

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 同展は、神戸市でチェコの絵本とチェコやドイツで買い付けたアンティーク雑貨を取り扱う「チェドックザッカストア」(神戸市中央区)のオーナー、谷岡剛史さん著の「チェコへ、絵本を探しに」の発売を記念して行うもの。同書では、古本屋情報やチェコを訪れた際の旅情報とチェコの絵本約280冊の情報を紹介している。

 足場板をふんだんに使用したギャラリーには、チェドックザッカストアで常時1,000冊取り扱っているチェコの絵本(2,000円~)からピックアップした約200冊の古書を展示。同店で扱う絵本は「子ども向けと言うよりも大人が見ても楽しめそうな絵本が多い」と谷岡さん。どの絵本も手にとって閲覧できるようになっており、展示の配置は谷岡さんが年末広島を訪れた際に行ったという。

 併せて展示販売も行う。カップ&ソーサー(2,730円~)、ソーサー(1,890円~)、スプーン・フォーク・ナイフがセットになった東ドイツのカラトリー(1,260円)、マグカップ(2,310円)、ビンテージハンカチ(1,050円)などのチェコやドイツのアンティーク雑貨は谷岡さんの妻、奈緒美さんがディスプレーを担当した。

 チェコに興味を持ったのは、昨年2月に同書の取材でプラハを訪れた際に見た「絵本作家ヨゼフ・ラダさんの展覧会がきっかけ」と谷岡さん。会場では、ヨゼフさんが描いた古いポストカード(158円)も販売している。今月18日には、谷岡さんとチェコの総合情報誌「CUKR」代表の梶原初映さんによるトークイベントも開催。2人がチェコの魅力について語り合う。

 営業時間は12時~18時。トークイベント(18日)は1部=13時~14時、2部=16時~17時。展示販売会は今月25日まで。期間中の定休日は13日、14日、20日、21日。

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