
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ八丁堀西店」(広島市中区八丁堀)が10月7日、広島市中心部の電車通り沿いにオープンする。
2月まで「ハンズ広島店」(広島市中区八丁堀)が営業していた広島東映プラザビルの1階~5階フロアに出店する。売り場面積は約3110平方メートル。広島県内への出店は、2021年の「MEGAドン・キホーテ松永店」(福山市柳津町1)以来4年ぶりとなる。
1~4階フロアは、地域の生活需要に対応。既存店の約6倍規模のデリカ・総菜コーナーを設け、即食できる弁当や麺類、サラダの取り扱いに力を入れる。ビジネスアイテムやマッサージ家電、リカバリーウエアなども用意する。広島のご当地グッズや県内最大級となる約100種類のブラインドボックスも展開する。
国内外からの観光客が多いエリアでもあることから、5階は免税対応フロアにする。菓子や医薬品、スキンケア用品などの売れ筋をパック化して販売。免税専用レジは増設し、インバウンド(訪日客)の需要を積極的に取り込むという。
営業時間は9時~23時45分。駐輪場は298台分を用意。近くに有料駐車場(180台収容)も備える。
周辺には2012(平成24)年に中央通り沿いにオープンした「ドン・キホーテ広島八丁堀店」(中区新天地)がある。新店舗と商圏がかぶるものの、営業時間が長く、翌朝5時まで営業している「広島八丁堀店」は新店舗のオープン後も。八丁堀エリアの夜間の需要に対応していく。若年層が多い立地を生かして同店は、県内最大級のカラコンコーナーをさらに拡充するほか、ハイブランド商品や香水など、トレンド性の高い商品を強化する。