北欧スウェーデン発祥で家具や雑貨などを販売するインテリアブランド「イケア」の広島県初となる店舗「IKEA広島」（府中町）のオープン日が10月2日に決まった。日本法人イケア・ジャパンが9月11日に発表した。

　中国地方に初出店となる「IKEA広島」はイオンモール広島府中（府中町）3階フロアに構える。売り場面積は約540平方メートル。イケアが展開する約9500点の商品からセレクトした500点以上を販売するほか、オンライン注文した商品の店舗受取サービスにも対応する。小型家具や雑貨はオンライン注文後に店頭で受け取りもできる。

　広島県では、2024年から2度にわたって期間限定店「IKEAポップアップストア」を展開してきた。初回は2024年6月～10月、「IKEA広島」を出店する「イオンモール広島府中」で行った。利用客からの要望や好評を受けて同年12月～今年5月まで、広島市中心部の「そごう広島店」（広島市中区基町）に場所を移して開催した。イケア・ジャパンは、ポップアップストアでの好反響を受けて常設店の出店を決めたという。

　開業に先立ち、9月30日と10月1日に会員制プログラム「IKEA Family」メンバーを対象に、各日300組限定のプレオープンイベントを開く。事前予約制で、一般開業に先駆けて新店舗を体験できる。

　営業時間は10時～21時。