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広島の商業施設で伝統工芸や魅力に触れるフェア ワークショップも

宮島伝統の民芸品「宮島土鈴(みやじまどれい)」を制作する職人で、越智陶芸3代目店主の竹井奎子さん。宮島土鈴は会場でも販売する

宮島伝統の民芸品「宮島土鈴(みやじまどれい)」を制作する職人で、越智陶芸3代目店主の竹井奎子さん。宮島土鈴は会場でも販売する

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 広島の伝統工芸や人の魅力を再発見するフェアが8月27日、広島・商工センターにある複合商業施設「LECT(レクト)」内の「広島T-SITE」(広島市西区扇2、TEL 082-501-5000)で始まった。

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 「RE:HIROSHIMA 広島と生活する」と題する同フェアは、広島の伝統工芸や地域の記憶、魅力的な人々を紹介し、暮らしに根差した「広島の魅力」を再発見してもらう試み。今春に続き2回目の開催となる。

 「これまで見過ごしていた広島の魅力を生活の中で感じ取ってほしい」と今回も、前回の宮島に続き江田島の工芸品や民芸品を取り上げる。陶芸や竹工芸、ノッティング織など1号館1階ギャラリーで展示販売する。

 開催に併せ、ワークショップやトークイベントも開く。竹原市の竹工芸作家・寺本光希さんによる「四海波かご」作りや、宮島ろくろ師・下村祐介さんによる小皿や一輪挿しの製作体験など。経済産業省の伊東直人さんによる「独学勉強法」の講演や会社勤めの傍ら執筆活動を続ける小嶌ひすいさんが講師を務める「書くワークショップ」も行う。

 9月28日には宮島で宿泊施設「錦水館」などを経営する武内智弘社長と宮島を歩くフォトウォークも開催。撮影を楽しみながら島の魅力を学んでもらう。

 開催時間は8時~21時30分。9月28日まで。

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