オバマ米大統領が5月27日夕方、広島入りし、平和記念公園(広島市中区中島町)を訪問した。現職の米大統領の広島訪問は今回が初めて。
平和記念公園には午前から報道陣や観光客が駆け付け、慰霊碑や原爆ドーム周辺には多くの人だかりができた。平和記念資料館はこの日、開館時間を短縮したが、正午までに東京や愛知、山口など、5都県から6校789人の生徒が同公園を訪れた。
正午ころから、公園から出るよう警察官が呼び掛け、周辺に厳重警備を敷いた。夕方にはオバマ米大統領を一目見ようと多くの人が集まり、県外から応援に駆け付けた警察官らが対応に追われた。
同日、安倍首相は自衛隊機で旧広島市民球場跡地に降り立ち、オバマ米大統領は広島西飛行場から同公園へ向かった。安倍首相はオバマ米大統領とともに平和資料館を見学後、慰霊碑に献花し、それぞれスピーチを行った。慰霊碑には日本原水爆被害者団体協議会代表委員の坪井直さんら被爆者も同席し、オバマ米大統領が被爆者を抱き寄せる一幕もあった。