そごう広島店本館(広島市中区基町)で12月1日、江崎グリコ(大阪市西淀川区)が百貨店向けに製造する高付加価値菓子「バトンドール」の期間限定販売が始まった。
バトンドールはポッキーと異なる製法で仕上げた新ブランド。2012年に大阪市内の百貨店2店舗で販売を始め、現在の常設店は京都の百貨店を含む3店舗のみ。通信販売や取り寄せ、取り置きには対応しない。
フランス語で「黄金スティック」を意味する商品名は、澄ましバターの黄金色とプレッツェルに使用するフランス産の小麦粉から名付けた。スーパーやコンビニで販売しているポッキーのイメージを刷新しようとあえて「ポッキー」という言葉を使わなかったという。
販売するフレーバーはチョコレート5種類、プレッツェル1種類の計6種類。チョコレートは1番人気というミルクをはじめ、宇治抹茶、販売時期限定のストロベリー、オレンジビター、紫いもが並ぶ。「初日はプレッツェルが好調」と同店食品部の神田守樹さん。販売開始から4時間で約400個を売り上げる好スタートを切った。
賞味期限は製造から45日間。素材にこだわるため、通常販売するポッキー(12カ月)に比べて短い。チョコレートでコーティングした商品は来年5月からプレッツェル商品にラインアップ変更して販売する予定。
販売価格は各501円。今月7日まで。