旧広島市民球場跡地(広島市中区基町)で11月11日、グルメイベント「ひろしまラーメンスタジアム」が始まった。
全国から人気のご当地ラーメンを集めた同イベントの広島開催は今回が初めて。総合プロデューサーにラーメン評論家の石神秀幸さんを招き、会期を2回に分けて開く。出店数は各10店でこのうち半数は、広島初登場が占める。
第1幕は「真武咲弥」(北海道)、「でびっと」「ソラノイロ」(東京)、「彩色ラーメンきんせい」「ガチンコらーめん」(大阪)、「みそや堂」(鹿児島)の広島初登場に加えて、「せたが屋」(東京)など10店舗が出店する。
今月19日から始まる第2幕では、広島初登場の「マタドール」(東京)、「気むずかし家」(長野)、マルエス食堂(北海道)とストライク軒(大阪)のコラボ店「マルエス食堂×ストライク軒」、「ラーメン海鳴」(福岡)、「ひげ坊主」(鹿児島)を含む10店に総入れ替えを行う。
初日は開場前から球場跡地に沿って長い行列ができ、チラシを手にしたファミリーやグループが目立った。ラーメンの価格は全店共通で1杯750円。入場ゲートであらかじめラーメン券を購入して各店で商品と引き換えるシステムで、トッピングはその場で注文し現金で支払う。
行列に対応しようと券売機2台に加えて、手売りブース4カ所を開設。入場後は足早く目当ての店へ向かう来場者が多く、開場15分後には、「彩色ラーメンきんせい」「でびっと」「ソラノイロ」「せたが屋」などのラーメン店に行列ができた。会場中央には1000席を設け、うち500席はテント席を用意した。会期中の販売目標は5万杯。提供予定杯数に達した店は随時閉店する。
開催時間は月曜~金曜=11時~20時、土曜・日曜・祝日=10時~21時(15日、23日は19時まで)。会期は第1幕=今月15日まで、第2幕=今月19日~23日まで。入場無料。