広島中央通りに10月29日、立ち食いステーキ専門店「いきなり!ステーキ広島中央通り店」(広島市中区三川町、TEL 082-569-8003)がオープンした。
ペッパーフードサービス(東京都墨田区)が展開する系列店「ステーキくに」のオーダーカットステーキを、「半額で提供したい」という一瀬邦夫社長の思いから誕生した同店。
メニューを肉、サラダ、ライス、ドリンクに絞り込み、立ち食いスタイルを主流に2013年12月、東京・銀座に1号店を出店。現在は同店を含め、全国66店舗を展開する。利用客の7割を男性が占めるほか、回転率が高く、入店から退店まで平均30分という。
広島1号店は今年7月、イオンモール広島府中のフードコードにテナント出店した。開店以来、75日連続で日商100万円超えを達成し、同ブランドの中でも高売上店舗に成長しているという。広島2号店は、レンタル事業などを手掛ける「よしみつ」(堀川町)が運営する。店舗面積は約14坪。立ち席のみで25席を用意する。
店内ではキッチン前面に設置しているカット場で肉の種類を選び、目の前で切り分ける。焼きあがったステーキは鉄板に乗せて、席まで運ぶ。1グラムの価格は、リブロースステーキ=6円(300グラム1,800円から注文可能)、サーロインステーキ=7円(200グラム1,400円から注文可能)、ヒレステーキ=9円(200グラム1,800円から注文可能)など。
特製ステーキソースのほか、甘口の「いきなりソース」、ガーリックペースト、ワサビ、しょうゆ、タバスコなどのトッピングを用意し、味のバリエーションを楽しめる。
開店1時間前から並んだ自営業の本森紀昭さん(47)は「ずいぶん前から楽しみにしていた。純粋に安いし、うまい」と話し、本来の立ち食いスタイルを楽しんだ。客単価はランチ=1,350円、ディナー=2,500円を見込む。
営業時間は11時~翌1時。