若手アーティスト・北浦亮子さんの個展「人それぞれが持つ特別な場所、帰っていく場所、大切な場所、good place」が11月17日より、企画画廊「リベラルアートJPN」(広島市中区袋町、TEL 082-242-7705)で始まる。同展のネーミングには、「ほっとする場所を思い出してもらえれば」(北浦さん)という意味を込めた。
北浦さんは奈良県生まれで宝塚造形芸術大学を卒業。手がける作品は銅版画。2001年から、ギャラリーをはじめカフェや雑貨店などでグループ展、個展を行ってきた。作品には人をモチーフにしたものが多く、やわらかいタッチが特徴。
同展の作品点数は約20点。「ちょっと笑えるものからシリアスな作品まで、北浦さんの『変化の過渡期』をじっくり見てもらえれば」と同画廊の沖さんは話す。
初日には来場者と交流するという北浦さん。「作品は人の『感情』をテーマにしている。自分が意図して作ったものを全然違うとらえ方をされることもあるが、感じた方の気持ちを大切にしている」(北浦さん)と話している。北浦さんは、17日11時~17時に来廊する。
開催時間は11時~19時。同25日まで。