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広島に「お好み焼き」肉まん-大学生が考案、「お好み焼き」の新しい食べ方

屋外での飲食に特化した「お好み焼き」肉まん

屋外での飲食に特化した「お好み焼き」肉まん

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 広島駅南口地下広場(広島市南区松原町)で1月18日、「お好み焼き」肉まんが販売された。

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 広島名物「お好み焼き」の新しい食べ方を提案するため開発したという同商品は、広島工業大学(佐伯区三宅2)の食品生命科学科に通う学生が考案したもの。学内の学生自主企画プログラム制度で採択された支援金を元手にプロジェクトチームを結成し、昨年11月の大学祭から販売を始めた。

 風味は、ゴマとカツオの2種類。強力粉と米粉を合わせた生地には、細かく刻んだ紅ショウガや青のりを混ぜる。具材は豚肉とオタフクソース、キャベツ、焼きそば、レンコンを使い、カツオ風味はさらにイカ天や刻んだ紅ショウガを加える。昨年11月の大学祭では、レモン風味を販売したが購入者へのアンケートや売り上げの結果から、風味の見直しを行った。コストも考え、2種類で販売を行う。販売価格は1個100円。

 プロジェクト会期は3月までだが、「来年も挑戦して企業コラボを実現したい」と発起人の鈴木七海さん(20)。お好み焼きを身近な食品として親しんでもらえるよう、片手で食べられる屋外での飲食に特化した商品の改良に取り組むという。

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