アクア広島センター街(広島市中区基町)は12月から、県内の高速バス往復乗車券に商業施設での買い物券をセットにした「バスパック」の販売を始めた。
バスパックは県内を走る高速バスの中でも乗客数や便数が多い、広島~三次・庄原・東城線で実施する。同社では学生の利用増を目的に夏と冬の年2回、それぞれ期間を3カ月に区切って継続的に取り組んでいる。備北交通(庄原市)が運営する同路線での乗車券企画は今年で10回目。
「利用者数も少しずつ増えてきている印象」と同施設を運営する広島バスセンターの陰山洋輝さん。往復乗車券には2,000円分の買い物券がセットになっており、病院やカフェなど、センター街の一部店舗を除いて利用できる。昨年は271件の利用があったという。
販売は三次バスセンター、庄原バスセンター、東城出張所の3カ所で行う。価格は三次発=3,900円、庄原発=4,620円、東城発=5,100円(いずれも往復)。