木村兄弟雑貨店(広島市南区的場町1、TEL 082-263-9288)のオープン2周年イベント「木村兄弟万博’07」が9月22日、「club.414」(中区立町)で開催される。
的場町の問屋街に店舗を構える同店は、アクセサリーや小物などをそろえる4.3坪の雑貨店。オーナーの木村絵美さんは、高校生のころから「いつか自分の店を持ちたい」という構想があったという。大学4年生から広島の雑貨店でアルバイトを始め、卒業後もその職場で働いていた。当時、同店の場所には別の雑貨店があり、木村さんはそこに自分の作品を委託で置いてもらっていた。その雑貨店が閉店することになり、その場所に「自分の店」を始める決心をしたのが2005年春。内装はそのままで譲り受け、20歳から貯めていたという資金を基に2年前の9月25日、24歳で同店オープンを実現した。
同店は広島駅からも近いため、観光客も多く訪れるという。「県外からの来店客が広島東洋カープファンで、『カープ』について2時間以上も熱弁したこともある。その方にオーダーを受けた商品を、後日郵送するとお礼の手紙とカープ選手の写真や新聞記事のスクラップが送られてきたこともうれしかった思い出の1つ」(木村さん)とも。
「昨年の1周年イベントは、狭い会場で行ったので入りきれない人もいた。今年も100人来てくれたら満足」と木村さん。「雑貨も好きだけれど、『人が好きだな』と実感する」とも。当日は、同店の物販スペースを設けるほか、地元・広島のバンドのライブや、来場者も参加できるようなライブペイントを行う。
イベント開催時間は20時~24時ごろ。入場料は2,000円(1ドリンク付き)。