旧広島市民球場の閉場とともに51年の歴史に幕を下ろした名物「カープラーメン」が10月12日・13日、基町クレド(広島市中区基町)のイベント「HOMEポルフェス」で限定販売される。
MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(南区南蟹屋2)への移転後も1カ月ほど販売していたラーメンの再現は、同イベントを主催する広島ホームテレビ(白島北町)のテレビ番組「あっぱれ!熟年ファイターズ」で企画。当時のレシピをもとに、同番組に出演する元広島東洋カープの渡辺弘基さんの舌を頼りに製造した。
ラーメンはしょうゆベースで川中醤油(安佐南区沼田町)のしょうゆを使用。コクを出すためにラードを掛け合わせて白湯スープを加えた。「その味を覚えてらっしゃる方に味わっていただきたい」と渡辺さん。販売する6階フロアでは、クライマックスシリーズのカープ戦も中継。徳井義実さんらをゲストに招いた「カープ応援トークショー」も企画する。
販売は1日500食限定。1杯600円で売り切れ次第終了。開催時間は10時~18時(13日は17時まで)。入場無料。