宮島ビール(廿日市市、TEL 080-3401-3984)は6月6日、広島のお好み焼きに合わせて作った「お好み焼き専用ビール」を発売した。
お好み焼きの甘さに合うという専用ビールは、「お好み焼きを食べながらビールを飲むと、お好み焼きの味を壊しているような気がしていた」とCEOの有本茂樹さん考案。宮島ビール、宮島ビールペールエール、オレンジ3種類に続いて6品目となる。
熟成期間は通常よりも長い1カ月半。「麦芽が持つ自然な甘みを引き出し、炭酸とホップを控えめすることでまろやかな味にした」という。作成に半年を要したラベルは東京の女性デザイナーに依頼した。
「一緒に食べると違いが際立つ」と有本さん。「口の中での一体感がある」とも。価格は1本500円。オンラインショッピングで販売するほか、宮島島内のお好み焼き店「ももちゃん」「くらわんか」「まとちゃん」でも提供する。販路は県内のお好み焼き店や大手ソースメーカーとのコラボを中心に考える。