レディスブランド「ドーリーガール・バイ・ アナ スイ」(TEL 082-512-7483)が9月1日、そごう広島店(広島市中区基町)新館5階にオープンした。
同店を展開するオンワード樫山は2007年秋から、「アナスイ」の日本・アジアのメーンライセンシーである「伊勢丹」とサブライセンシー契約を結び、共同で同ブランドの国内展開を開始している。
同ブランドコンセプトはスイート・ビンテージ。今シーズンの商品は、キルティング、貝のような編みで飾られた折り目の「シェルタックプリーツ」、帆立貝のような波形模様(フリル)の裾などを各アイテムに取り入れており、リンゴやハート柄をプリントされたドレスなどが多いのが特徴。カラーは、ピンクをはじめ、パープル、オレンジといったインパクトのあるカラーを中心に展開する。ターゲット層は18歳~25歳の女性。
全国で8店舗目、関西・中四国エリアで初出店となる同店の店舗面積は約13坪。柱やコーナーに同ブランドカラーである「ドーリーピンク」をあしらい店内の什器は、アンティーク家具をイメージしたものやゴールドのラックを使用。試着室付近の壁面にはマイケル・エコノミーが手がけた同ブランドのためのグラフィック(ドーリーガールの絵)が描かれている。
価格帯は、ジャケット=17,000円~33,000円、ドレス=11,000~29,000円、スカート=8,900円~19,000円、パンツ=9,900円~19,000円、ブラウス=7,900円~15,000円、カットソー 3,900円~13,000円。
アイテム構成比は、ブラウス、ニット、カットソーなどカジュアル色の強い洋品を40%(金額ベース)と高く設定し、チュニックブラウス、ミニワンピースなど着回しのきくレイヤードスタイルを意識した商品展開を行う(同社)という。
同社担当者は、「『アナスイ』のテイストを生かしながらも価格を低めに設定し、よりカジュアルなラインをそろえた。多くの女性に同ブランドの世界観を見てもらいたい」と話している。
同社では、「今後3年以内に国内20店舗展開を目指す」としている。