広島・紙屋町で営業を続けてきた中華料理店「中国飯店」跡に9月28日、新しく中華料理店「和長發(わちょうは)」(広島市中区紙屋町1、TEL 082-247-8188)がオープンした。
往来の多いオフィス街へ出店したのは、中華総菜や衣料品販売を手掛ける「利利食産」(同)。「街中で多くの方に食べていただきたい」と西区で営業する中華料理店「東北王(とんぺいわん)」(西区都町)の名称を改め、移転オープンした。提供する料理のジャンルを増やし、シェフも2人から3人に増員。ホテルで腕を振るっていた経歴を持つシェフもいるという。
総面積は約110坪。4階建てで、1階~3階フロアを客席として利用する。ランチは日替わりなどの定食や麺類とのセットメニュー(700円~890円)、チャーハン、丼、中華そばなど。テークアウトにも対応する。
夜はアラカルトとコースを用意。「1人でも気軽に来店いただきたい」とランチで提供する定食の注文も受け付ける。メニューは手作りにこだわり、「焼大根もち」(500円)や「エビ春巻き」(480円)、卵の飴(あめ)炊き「酥黄野」(1,000円)など。ホイコウロウやマーボー豆腐、芝エビのマヨネーズソースなどの一品料理は、人数に応じて注文できるようボリュームの異なる2種類を提供するほか、団体利用に向けて3,000円~5,000円のコース3種類もそろえる。
「価格は中国飯店のイメージを崩さないよう低価格を意識した」と同社の鄧利利社長。客単価は、ランチ=約800円、夜=3,000円前後。
営業時間は11時~15時(ランチタイム)、17時~23時。日曜定休。