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広島で宮崎の「復活ポーク」を販売-フラワーフェスティバルの屋台で

畜産を復興させようと取り組む宮崎県の農業生産者

畜産を復興させようと取り組む宮崎県の農業生産者

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 5月3日~5日までの3日間、広島市内中心部で開く「2012ひろしまフラワーフェスティバル」で「宮崎復活ポーク」を販売する。

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 平和大通りを8つのブロックに分けて展開する「観光物産展」コーナーで販売する復活ポークは、宮崎県のJA尾鈴(おすず)から2011年以降に出荷された豚肉。2010年に宮崎県で発生した口蹄疫では、JA尾鈴の管轄するエリアが発生源と言われており、飼育していた牛や豚、約19万頭を殺処分したという。多くの畜産農家が廃業を決める中、畜産を復興させようと取り組む農業生産者たちは、「復活ポーク」として再び、豚の飼育を始めた。

 広島での販売は、飲食店コンサルタントを手掛ける「カエルカンパニー」(広島市中区榎町)と店舗プロデューサーと活躍するリンク(大阪市天王寺区)の川野秀哉社長、ウィルプラン(中央区)の岩井伸夫社長が協力。メニューは、1串100グラムの豚串(500円)と生ビール(550円)。「豪快にかぶりついて、宮崎復興の力になってもらえたら」とカエルカンパニーの岡崎美紀子社長。豚串は1日1,000本限定で販売する。

 このほか、国内を中心とした各地の名産品を取り扱う観光物産展では、「なみえ焼きソバ」(福島)や「ヤミチキ」(新居浜)、「くぢら餅」(山形)など、全国の郷土料理や「タイカレー」「タイバーガー」(以上タイ)や「トッポギ」(韓国)、「ケバブ」(トルコ)など、海外のフードもそろえる。

 営業時間は12時~19時。

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