
広島の縫製工場が立ち上げたアパレルブランド「THE NPU」の展示即売会が現在、袋町公園そばのギャラリー「gallery718」(広島市中区袋町、TEL 082-247-1010で開かれている。
同ブランドは2009年、縫製工場を営む八橋装院(安佐南区西原1)が立ち上げた自社アパレルブランド。社屋の1階にギャラリースペースを設けて、一般客にも製品を公開している。展示即売会は昨秋に初開催。「アーミー」をテーマに6種類のメンズやレディス向けの衣類と古着を断裁して縫い合わせた一点もののリメーク商品を展示した。
2回目となる今回は、グループが拠点とする「広島」をテーマに制作。会場には、20種類の衣類と帽子、衣類の製造過程で出る端切れを再利用したシュシュやリボン、秋冬の新作などを並べるほか、糸やボタン、レースなどの材料も割安で販売する。
価格は、Tシャツ=4,500円~5,000円、男性向けシャツ=2万円前後、女性向けシャツ=1万5000円~2万円。「一点ものを求める方に着ていただきたい」とデザインを担当する黒川直登さん。同ブランドでは、数種類の反物を組み合わせて1枚のシャツに仕立てるなど、オーダーメードでの生産も受け付けている。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。4月22日まで。