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広島・京橋川に「水辺のオープンカフェ」-紅茶メーンに提供、テラス席も

より水辺に近い場所へ構えた「独立店舗型」に当たる「ティーガーデンPul-Pul」

より水辺に近い場所へ構えた「独立店舗型」に当たる「ティーガーデンPul-Pul」

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 広島市内を流れる京橋川沿いの「水辺のオープンカフェ」に3月27日、紅茶をメーンに提供するカフェ「ティーガーデンPul-Pul(プルプル)」(広島市中区橋本町、TEL 082-227-3666)がオープンした。

外光が差し込む店内

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 周辺の飲食店にない業種で、広島でも専門店が少ない「紅茶」をメーンに置く同店は、「ふくろう企画」(安芸区)が運営。今回が初となる飲食店の経営に、「手探りの状態」とオーナーの浅田典子さん。「居心地の良い空間を作りたい」と手作りの軽食にも腕を振るう。

 店舗面積は約9坪。店内は木目を基調に統一し、壁面の大きな窓からは京橋川が眺められる。店内の席数はカウンター=3席、テーブル=12席。店舗横には約4坪のテラスも設けた。

 メニューは、ポットで提供する紅茶「ディンブラ」「キャンディ」(以上450円)のほか、ワッフル、ホットサンド(以上500円)などの紅茶に合う軽食を用意。「日常から利用できる店を目指したい」とリーズナブルな提供価格を意識した。ポットには約2杯半分の紅茶が注がれる。

 このほか、日替り定食(750円)や辛みを押さえたグリーンカレー(800円)も用意。ランチタイムは設けないが、開店から提供しており無くなり次第終了する。ビール(450円)やワイン(400円)などのアルコールとつまみもそろえる。客単価は、ドリンク=500円前後、フード=500円~900円。

 「市の活性化に一役買えれば」と出店した同店。ガイドブックを片手に広島を訪れた観光客の利用も多いが、「近所の方に利用される店でありたい」と地域に密着した店を目指す。

 水辺のオープンカフェは、市が推進する「水の都ひろしま」事業の一環。水辺における都市の楽しみ方の創出や水辺と市街地の一体化を目的に取り組み、京橋川周辺では2005年から実施している。

 営業時間は11時~21時。月曜定休。

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