ミッフィーの誕生55年を記念した「ゴーゴー・ミッフィー展」が7月16日から、ひろしま美術館(広島市中区基町)で開催される。
ディック・ブルーナさんが絵本の中に生み出したキャラクター「ミッフィー」は1955年に誕生。55回目の「誕生日」を迎えた昨年から全国で展覧会を開催しており、広島は最終開催地となる。
展示するのは、初期の代表作「うさこちゃんとうみ」(1963年)から近作「うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの」(2009年)まで8作品の絵本原画やスケッチなど。イラストを中心に、日本初公開の作品を含む約200点以上を公開する。
会場では国内外のクリエーターから、ミッフィーへの「バースデープレゼント」もディスプレー。宮川彬良さんとさくらももこさんによる「バースデー・ソング」、ファッションブランド「mina perhonen(ミナペルホネン)」がデザインしたミッフィーのコート、プロダクトデザイナー深澤直人さんによるデスクとスツールなど、多数の作品が寄せられた。
このほか、限定アイテムを中心とした物販コーナーも併設。「デルフォニックス」が手掛ける文具や雑貨、ミナペルホネンの洋服を着たぬいぐるみ(1万5,750円)、祖父江慎さんデザインの展覧会図録(2,400円)、スワロフスキーの石を使ったボールペン(1万500円)やストラップ(5,250円)などをそろえる。
開催時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は一般=1,000円、大学・高校生=700円、シニア=500円、小中学生=400円。8月28日まで。