せいろ蒸しを中心とした和食を提供する「月寅 紙屋町店」(広島市中区紙屋町1、TEL 082-244-5440)が6月8日、広島・相生通りにオープンした。
同店は、流川通りで営業する「月寅」の2号店。運営する合田産業(南区宇品神田)は、「ランチ営業が可能で、ビジネスマンの宴会などに対応できる30人以上の座敷を備えた店舗物件」という条件をクリアした同所へ出店した。店舗面積は45坪。席数は、カウンター、テーブル、座敷の計62席。
ランチメニューは、ご飯、サラダ、みそ汁、小鉢などをワンプレートに盛り付けたセット(850円~)。メーンのせいろ蒸しは、鶏肉、豚肉、カンパチから選ぶことができる。このほか、ランチタイムを利用したミーティングや打ち合わせなど、ビジネスシーンでも利用できるよう幻霜豚や広島和牛を使ったせいろ蒸しのコース料理(2,600円~)も用意した。
ディナーでは、幻霜豚(1,970円)や旬の野菜、おぼろ豆腐の盛り合わせ(1,170円)、カンパチ(1,500円)などのせいろ蒸し、せいろソバ(540円)、珍味の盛り合わせ(890円)、白肉の天ぷら(720円)など単品料理を中心に提供。ウニをふんだんに使ったしゃぶしゃぶ(2,970円~)やコース料理(3,350円~)もそろえる。
客単価は、ランチ=900円前後、ディナー=4,000円~5,000円。接待需要の高い流川の店と比べ、ランチタイムには女性客の利用が目立つという。「単品料理で店舗間の差別化を図りたい」と同店店長の高田宏之さん。
営業時間は、ランチタイム=11時30分~14時30分、ディナータイム=17時~23時。