広島に本社を置くコンビニエンスストア「ポプラ」(広島市安佐北区安佐町)は1月11日、岡山県津山市のB級グルメとして知られる「津山ホルモンうどん」の第3弾商品の販売を始めた。
ホルモンうどんは、岡山県津山市で50年以上前から食べられてきたB級グルメ。小腸やセンマイ、ハチノスなど5種類のホルモンと野菜を一緒に盛りつけ、和牛の産地でホルモンが手に入りやすかった同所で鉄板焼き店を中心に広まっていった。
商品は昨年、同社と津山ホルモンうどん研究会(岡山県津山市)と共同開発したもの。昨年3月と10月、期間限定商品として販売。当初498円で販売したが、第2弾では容器を変更するなどコスト面を見直し、価格を100円下げて販売。「金額的にはわずかだが、反響があった」(同社経営企画室の大竹修さん)。
これまで、しょうゆベースの焼きうどんソースとみそだれの「一般的」な味付けで販売してきたが、今回は塩ベースの味付けに変更。「少しアッサリしている」と津山ホルモンうどん研究会事務局。津山でも「ホルモンにこだわった店では塩味で提供している」という。
売り上げの一部は、「つやまNPO支援センター」を通して津山市に寄付し、まちづくりに利用されることから、今回も期間を区切っての販売を予定する。同社では、「今後も地域に密着した商品開発を進めたい」としている。
価格は398円。販売は2月中旬までを予定する。