例年多くの初詣客でにぎわう宮島に「渋滞なし」で訪れることができる「初詣クルーズ」を現在、瀬戸内海汽船(広島市南区宇品海岸)が販売している。
初詣クルーズは1月1日~10日の10日間、広島港発着で宮島まで運行するランチクルーズ船。片道50分のクルージングでは、コース仕立ての食事とたる酒を振る舞い、ぜんざいやコーヒーの販売も行う。
予約が集中する三が日には1日2便運行するほか、客足が比較的落ち着く1月4日~10日には船内での宝探しも企画。利用客にはファミリーやカップルまで幅広く、「リピーターが多い」と同社の小谷正之さん。宮島へ渡るまで混雑がないことから、子どもやお年寄りの姿も目立つという。1便には約100人が乗船できる。
同社では、船上から宮島を見ることができる「ランチクルーズ」(大人5,000円)を通常運行しているが、同クルーズでは宮島に3時間滞在できる。「デッキからの景色も魅力の一つ」と小谷さん。とも。
料金は、中学生以上=5,800円、小学生=4,000円、3歳以上の幼児=1,500円。運航日は、1月1日~10日(1月1日・2日は売り切れ)。