プレスリリース

【叡啓大学】課題解決演習(PBL) IAの最終報告会を開催しました

リリース発行企業:広島県公立大学法人

情報提供:

叡啓大学(学長 有信睦弘、広島市中区)は、2024年5月28日(火)、「課題解決演習IA」(Project Based Learning Exercise IA)の最終報告会を開催しました。 課題解決演習は、「プロポージング(提案)」「フィールドワーク(調査)」「コ―・レビュー(共創)」「レポーティング(報告)」の4ステップで取り組みます。 最終報告会では、3~4名のクループが約2か月かけてクライアント様から提示されたテーマを調査し、特定した本質的な課題を報告しました。


最終報告会


クライアント:キューピー株式会社 様

あるチームは、フィールドワークの取り組みとして、目隠しをした状態で植物生まれのプラントべースマヨネーズと普通のマヨネーズの食べ比べを行いました。その結果、6割の調査対象者がプラントベースマヨネーズを普通のマヨネーズと回答するなど、プラントベースマヨネーズの味のクオリティの高さを報告しました。また、プラントベースフードの認知が日本では海外に比べて低いことや偏りがあることから「日本人の食の背景への意識の低さ」を課題として特定しました。

クライアント:ユニタール広島事務所 様

あるチームは、支持者を増やすために「認知度を上げるためにクライアント様の特徴を明確化すること」「広報戦略の見直し」などが必要だと考え、本質的な課題として「明確なビジョンの共有機会」を報告しました。

クライアント:ツネイシホールディングス株式会社 様

あるチームは、フィールドワークで聞き取りを行い「子どもと地域」「県外からの移住者と地域」の繋がりの薄さや人の集まる場所が限られているコミュニティの狭さが課題だと考えました。学校以外の場所で様々な年代が集まるイベント開催や地域全体で子育てに関与することで交流が増えていくのではないかと考え、本質的な課題として「子どもと地域の人の交流の機会が少ない」ことを報告しました。


今回課題解決演習に取り組んだ学生からは、
●デザイン思考とシステム思考で学んだプロセスや手法を演習に活かすことができた。
●叡啓大学の授業では、各授業で先生方から課題が提示され、グループワークを通して解決策を考えるため、今までの課題解決アプローチの積み重ねが今回の演習に役立った。
●演習を通して、本質的な課題を発見するために、批判的に物事を見ることが出来た。疑うことで課題を見つけることが出来た。
●想定していた課題と実際にフィールドワークで発見した課題に違いがあったため、グループで進め方を柔軟に対応する必要があり、改めてフィールドワークの大切さを感じた。
●クライアント様からいただいた実際の課題に、緊張感をもって取り組むことができた。
など、様々な授業での学びを課題解決演習に活かすことができ、実際にクライアント様と一緒に社会で活動したことが自信につながったと充実した声が聞かれました。

4月23日(火)のテーマ報告会の様子は、こちらからご覧いただけます。
実社会のリアルな課題に挑む叡啓大学のPBL-2年生(春クォーター)
https://www.eikei.ac.jp/news/details_01257.html/?prt

過去の「最終報告会」資料の一部をPBL特設サイトで公開しています。
社会を変える「実践力」ー叡啓大学のPBLとはー
https://www.eikei.ac.jp/pbl/?prt

叡啓大学では、6月22日(土)にオンラインで大学入試説明会を開催します。ぜひご参加ください。
https://www.eikei.ac.jp/news/details_01268.html/?prt


叡啓大学のウェブサイトはこちら 


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