広島国際会議場（広島市中区）で9月30日に開催される食のイベント「廣島飲食情熱リーグ」のモニター調査が、6月1日より各店で始まった。

　同イベントの今年のテーマは「笑顔」で、広島の飲食店102店舗が参加する。選出方法は6月・7月の2カ月間に覆面モニターが一般客として各店舗を毎月1回、計2回利用し、項目ごとに「お客さま」視点でサービス・顧客満足度でチェックするもの。最高得点は200点。「高得点なサービスを提供する」の上位3店舗が同イベント当日のプレゼンテーションを行う『壇上プレゼン』の権利を獲得し、当日決勝戦を行う。

　2006年2月に行われた第1回居酒屋甲子園に感銘を受けた日山さん（ポジティブチューニング代表）、小田さん（永遠希グループ代表）らが中心となって『ともに学びたい』と思い、店長たちを集めた勉強会「STK」を月に1回行ってきた。

　イベント開催のきっかけについて、「スタッフ全員を居酒屋甲子園に連れて行きたいが経費もばかにならない。ならば広島でそういう場ができれば」と日山さん。「協賛してもメリットはない。だが、広島が盛り上がる、一緒に盛り上げましょう」と伝え参加・協賛を募った（日山さん）と話す。

　今年3月に行われた「第2回居酒屋甲子園」で永遠の縁卓（永遠希グループ）が全国739店舗で決勝6位という快挙を遂げた。「学び続けることは結果につながると確信した瞬間だった」と日山さん。「広島の飲食店が盛り上がれば広島は活性化する。どんな職種の人でも感動できる輝かしい壇上にしたい」（日山さん）と意気込みを見せる。

　スケジュールは、7月8日＝第1回覆面調査結果発表、8月8日＝第2回覆面調査結果発表、8月上旬＝決勝進出店舗発表、9月20日＝決勝戦「廣島飲食情熱リーグ」開催。

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